2025.04.05
下巻お疲れさまでした
ああ ありがとうございます
この度はね
ええ
こちらのこの…今は亡き下巻用限界アカウントを振り返りながらね
はい
まあちょっとその 全体的な振り返りをね
そっすね
していこうかね
さっさと行きましょう
1.制作期間
・結局いつから始めたのか
2023年11月~12月・プロット
遅いね
遅いかなあ
上巻のペーパーで君なんて言ってた？
なんて言ってたっけ
「下巻は2022年3月を目標に」
じゃあ遅いですね
目標の1年半後に始めてんじゃん
ごめんなさいね
2023年12月~2024年10月・原稿作業
ほぼ1年かかってるし
10か月で220pは別に早くないですね
でも均等にやってたわけじゃないから
本腰入れたのが？
5ヶ月前くらいかな
生活すべてを捧げたのが？
え～…2ヶ月くらい前かな
2ヶ月も捧げるなよ
会社も辞めたしね
会社を辞めるなよ
・今の執筆速度
本編：6ページ/1日
これはペン入れ？
ペン入れっていうかまあそうだね、線画
なんかこれに関しては急に速くなったじゃん
そうだね なんかあれかも
何？
時間との戦いだってことに気づいたのかも
今まで気づいてなかったんですか？
smalltalk：16ページ/1日
え？
すご
本当なら青ハ1話3日くらいで終わるぞ
smalltalkは5日くらいで全部描いたんだよね
計画性
ペンが描きやすかったのもあるし、線閉じなくていい塗りだったのもある
アンソロこれくらいで描きたいなあ
本編系は厳しいかもな
なんで？
これはこう…難しいコマを意図的になくしてのこれだから
ああ
2.工程
・今回の最終的な工程
- 吹き出しを置く
- リメイク前の画像を切り貼り（ネーム）
- 3Dモデルを置く
- ペン入れ
- トーン
- 背景・エフェクト
・失敗した点
途中まで一コマ一コマトーン貼ってた
これが本当にやらかしましたね
最初良いって言ってたじゃん
最初だけやるのはもしかしたらいいかもしれない
モチベ的な意味で？
そう、画面が完成っぽくなるから
でもねえ～
遅い
遅かったなあ
そして完成のムラがすごい
200Pある本でやるやり方ではないですね
あとから崩れも直しづらいし
ペンの書きづらさ
これは上巻とそろえなきゃいけないから言ってもしょうがないんですけどね
このほっそいほっそいペンね
そして強弱が一切つけられないペンね
まあ強弱あっても最初と最後でムラが出るんでいいっちゃいいんだけど
描いてて気持ちよくないんでしょ？
全然気持ちよくないよ 筆圧切ってんのかってくらい楽しくない
ペンは慎重に選んだ方がいいですね
まあメリットもあったんだけどね…後述します
後述とか賢しいこと言うなよ
当たり強いなあ
・よかった点
3Dモデルを使う
これはよかったですね
何がよかったんですか
まず身長差が絶対にずっと合ってる
ああ
あとパースもとれる
うん
あとカメラをぐりぐりしながらコマ割決めるのもよかったですね
向いてましたね 絵描くのがとにかく好きな人はかなりまだるっこしいかも
我々はそうでもないからね
作画が早かったのはこの恩恵がかなりあります
素材を使う
素材って馴染まないじゃん、絵に
思うじゃん？
はい
先述の描きづらいペンは割と合うことに気づいてね
先www述www
ああ…恐ろしく平坦だから
癖がないから馴染みやすくて。なのでいっぱい使いました
上巻の描き込みのほうが画面としてはいいですけどね
医療器具とか描いてると本格的に終わらないからなあ
6ページごとに分ける
？なんですか？
92ページを1ファイルで描いていたCDさんらしいピンときてなさですね
重くなんないようにってこと？
3D使うから怖くてね
クリスタ結構レイヤー落ちたり崩れたりするから
しかも書き出したときだけね
あれなんなんだ
PCのスペックが悪いのかなあ
でもノンブルつけるの超面倒でしたね
うん
3.内容
・青ハとの違い
1話完結型
憧れのね
ご奉仕とかもこれでしたけど
いつの漫画の話をしてるんだ
知らね～漫画ぁ～
連ドラとかもね、最初の方って一話完結でしょ
そうだね
後半話がつながってくると観るの疲れちゃうから
体力
次どうなるの～という心の負担ね
心の負担とか言うな
前回を覚えてなきゃいけないというプレッシャーもあるし
誰もかけてないですよそんなプレッシャー
1話完結は観てる側として好きなんです
ストーリー単体で楽しませながら、相手の脳に設定を蓄積させていく感じもかっこいい
その言い草だと悪役の所業っぽいけどわかるよ
まあ描くのはストーリーのが楽だよなあ
1話でまとめるのは基本難しいですよね
・twitter連載
1投稿4ページ
これのおかげで1話あたりのネームはほぼノンストップで作れましたね
ヒヤヒヤしたよこっちは
本当に次の４ページのことしか考えてないんだもん
……。
ね。
ね。じゃないわよあーた
着地がないのは怖くないんですか？
まあ…ほぼ１投稿の中での盛り上がりのことだけ考えてて
うん
でもそれを連続してやってるとだんだん着地が決まってくるので
ああ…まあこうするしかないっしょ的な
そう
あとまあストーリーが売りではないのであんま緊張感はなかったですね
はあ～
伏線とかどんでん返しとかしたかったら全然やらないほうがいい手法です
きみらいは結構どんでん返しっぽいことしてたけどね
あ～たしかに？
読んでくださってありがとうございます
いや別に１回しか読んでないけどね
ありがとうございますmonoさん
寄るなよ目突くぞ
投稿ペース
これがね、下巻の大きい話に関しては投稿が１年に一回とかになってたので
うん
まとめるときになって結末が恐ろしく全部一緒で頭を抱えましたね
ああ…その当時は久々の更新だから気づいてないっていう
そうです
下巻として読んだら同じことを３回言っている…って気づいて
まあ描きたい話なんか１種類くらいしかないからな
それがバレないように名義がこのように…
やめましょうかこの話
・あの兄弟について
人にフォーカスするっていう描き方もあんまりしたことなかったんじゃない
そうね ストーリーに沿って人が生えてくるみたいな流れですねいつもは
これが結構きつくてね
そうなんだ
あんまりこう…キャラクターのことを深く知るのが得意じゃないんです
へー
そうなのか？
照れちゃうから
かわいこぶってんじゃねえぞ
でもちゃんとキャラクターを知らないとストーリーを取り出せないのでね
なるほど
でも照れちゃってね
かわいこぶってんじゃねえぞって
弟
弟の話だったんだよね最初は
うん でも1話目以外はそうでもなくなっちゃったな
描いてはいたじゃないですか
描いてはいた
ただ
ただ？
本当に笑えない親子喧嘩ばかりで
いやでも兄の方も大概
あんなのは全然かわいい
そうかい
描くのもそうだけど読んでても辛いだけな感じになっちゃったので
あんまり形にしませんでした
リアルならいいってもんでもないからね
まあでも本当は彼の精神面についてもいつかがんばってみたいなと思います
本当はそっちがやりたかったんですもんね
彼は家族よりも仕事とか友達とかもっと外の世界で解決していきそうですね
そうなんだよね
努力とか悩んだ時間とかがゆっくり実っていくタイプだと思うから
上下巻で大きくブレイクスルーさせてあげられなかったのはちょっと申し訳なかったですね
けどまあ寺島兄弟としてはこれでよかったかなと思ってます
兄
出た
出たとか言わないでやって
人気ですねえ
ありがたいことにね…
下巻は9割彼の話でしたけども
そうなっちゃいましたね
あんま本意ではなかったんですか
う～ん…タイトルが兄弟だからできれば比率は半々にしたかったですね
まあそこそんなに気にしてるのは梨ちゃんだけだと思うよ
でも彼はやりやすかったです
うん
口調とかは柔らかいんですけどかなり男の子っぽいというか
深く考えすぎないよね。割と場当たり系だし裏表がない
そう、それがまっすぐ愛嬌になってて
今まであんまいないタイプですね
楽器やる男はやっぱ多少女々しいから
そんなわけで結構男らしくいたい派だし、その素質もあるのにカッコつけられないんですよ
弱いから
雪のように弱いから
その上で自分なりにプライドを削りつつ折り合いをつけてくところは楽しかったですね
彼女といるときとかに現れてる感じしますね
うん
体調によって奪われる時間とか行動とかは本当にやりきれないものがあると思うので
これからも彼がやってみたいと思うことがちゃんと手に入っていくといいなと思ってます
……。
…梨ちゃんは優しいよな登場人物に
ね～。
あんたらが冷酷なだけですよ
4.製本について
・反省点
トーン
この細い線にはね、60線じゃない
そうですね
80のが合うね
以上です
見開き
こんなに厚いと見開きがうまくいきません
そうですね
背景とかはいいけど顔がページまたぐのはやめたほうがいいですね
以上です
厚み
厚すぎる
そうですね
以上です
はい。ここまでが去年の11月に喋った内容ですね
だいぶ喋ったな
読んででも飽きますね
飽きますねとか言わないでもらっていいか？
もっと丁寧に描きたかったな～という気持ちはあるなあ、未だに
でも既に手も動いてなかったので、単純に期を逃したというか…
熱いうちに行っとくべきだった的な？
そうね、そんな感じがあるので…まあけど本当に味がなくなる前に形にできたのは良かったかな…
全然良いと思ってない顔してる
まあまあゆっくり休めばいいよ。誰が待ってるわけじゃないんだし
……。
誰も待ってなくてもやってしまうみたいな時に描くのが一番いいんだから。そういう意味では
（発砲）
なぜ
なぜ 今慰めてたじゃないですかmonoさんはmonoさんなりに
正論すぎて腹立つ
もう～人として未熟～！
拍手を送る